福岡市博多区のお客様より、パナソニックのドラム式洗濯機(NA-LX129A)の修理依頼をいただきました。
今回のご相談内容はエラーコード U14 が出て、水が溜まらないというもの。 通常、U14エラーは「給水ができない(水が入ってこない)」ときに出るものです
症状の確認:水は出ているのに、洗濯槽に溜まらない?
さっそく伺って試運転を行ってみると、確かに上部の給水口からは水が出ています。 しかし、いくら待っても洗濯槽に水が溜まる気配がありません。
どこへ行っているのか確認したところ、給水された水がそのまま排水ホースから外へ流れてしまっていました。
本来、洗濯中は「排水弁」が閉まって水を溜める構造になっています。 水が溜まらずに流れてしまうということは、排水弁が「開いたまま」固定されている可能性が高いと判断しました。

原因特定:排水弁の分解調査
原因を突き止めるため、洗濯機下部のパネルを外して内部を調査します。
- 左側:排水ギアードモーター(モーターの力で弁を開閉させる部品)
- 右側:排水弁本体

脱水運転に切り替えて動作チェックをすると、中央の白いプラスチック棒(写真中央)がしっかり引っ張られ、ギアードモーター自体は正常に動いていることが確認できました。
つまり、問題はモーターではなく弁の内部にあります。
犯人は「10円玉」!異物の挟まりがU14の原因
排水弁を解してみると、中から出てきたのは10円玉でした。(左に回すと外れます)


この10円玉が絶妙な位置に挟まったことで、弁が最後まで閉じきらなくなっていました。 その結果、
- 給水しても水がダダ漏れになる
- 水位センサーが「水が溜まっていない」と判断する
- 結果として給水トラブルを示す「U14エラー」が出る という仕組みだったのです。
こうした異物の混入は修理現場ではよくあるケースで、硬貨のほかにはヘアピンなどが詰まることも非常に多いです。
修理完了とまとめ
挟まっていた10円玉を取り除き、元通りに組み立てて試運転を行ったところ、無事に給水が始まり、水が溜まるようになりました。
「U14エラー=給水栓の故障」と思われがちですが、今回のように排水側のトラブルでU14が出ることもあります。
もし「水は出ているのにエラーが出る」という場合は、排水弁への異物混入を疑ってみる必要があるかもしれません。
関連記事
今回のケースとは異なり、「給水弁」そのものの故障でU14が出るパターンもあります。 こちらの修理も合わせて参考にしてください。
【福津市】パナソニックNA-VX3900L「U14エラー」で水が溜まらない!給水弁の交換修理で解決はこちら
福岡市内の洗濯機修理ならお任せください! パナソニック以外のメーカーや、縦型洗濯機のトラブルにも迅速に対応いたします。
コメントを残す